日記20211117

今日から日記を書いてみることにした。友人たちの影響がデカい。

今日はほぼ寝ていたので、最近の出来事でも書いてみようと思う。

......と思ったが、最近の出来事が頭の中でぐちゃぐちゃになっていてうまく引き出せない。時系列は気にせず、箇条書きで書いてみる。

 

1.最近がんばっていること:誕プレ制作

詳細はまだ秘密だが、すげー自分勝手な恨みから悪趣味なものができあがっている。共同制作している友人はプレゼント相手が傷つかないか不安な様子。一応、色んな人に確認を取ってみるつもりだ。絶対大丈夫だと思うんだけどなあ。既にプレゼント予告はしてあるが、中身は内緒にしている。「ヒントちょうだい」と言われて、ついついヒント出しすぎちゃった。最初はいい具合に謎めいた感じになっていたんだがなあ。。こういうのちょうどいい塩梅で我慢できるようになりたい。

 

2.タトゥー彫った部分が痛い

特に膝裏。歩き方が通常と違うスタイル。先日、マヨネーズ氏から「ペンギンじゃん」と笑われた。しばらくバイトできねーな。金がやばい。

 

3.不審な計画

昨日は友人たちと不審な計画をした。こちらはいつまでたっても公にすることはないだろう。あるいは、問題が露呈して、新聞やヤフーニュースの片隅で公になることはあり得る。まあ、そんな大それたことはしてないと思う。いたずらってテンション上がりますね、とだけ。共犯者になりたい方はいつでも連絡を。

 

4.「トランスジェンダーのリアル」読んだ

この冊子に登場する方に「ロールモデルっている?ロールモデルってなんだと思う?」と聞かれたことがある。そのときはたしか悩みに悩んだ結果、苦し紛れに「生き方を模倣する対象としてのロールモデルはいないけど、似た境遇の人が生きていることに励まされることはあります」というように答えた。周囲の人も答えに瀕していた様子で、「なすさんと同じ感じ」と答えていた気がする。

 

マイノリティのロールモデルが少ないと言われる。ロールモデルがいないことに起因する不安。それはマイノリティに限ったことなのだろうかという疑問はあるが、生まれたときに割り当てられた性別ではないあり方で生きようとするとき、たしかに自分で道を切り開いている感じはある。先人の足跡が見える場、つまり制度や体制が整っている場であれば、その足跡の上を歩くなり、それを手がかりに別の道を模索していけばいいが、なかなか先人の足跡が見当たらないときがある。そのときは、拙いなりに交渉して制度を作ってもらうなり、あーだこーだ言われて思うようにいかなかったりしてきた。まあ、大抵は黙り、我慢しているが。対人関係においても、自分自身がどうしたいか分からなくなっていく中、どのように振舞うか模索している。周囲の人たちとの関係性には、大きく先人たちの足跡が埋め込まれていると思う。

ロールモデルというよりは、歩きやすい道が整備されているかどうかと言った方がしっくりくるのかもしれない。そのようになりたいと思う人なんざいないが、いつの間にか、そのような人生を歩んでいるみたいなことはあるだろう。「ありきたりな人生を歩んでるなあ」とふと呟いた同い年の友人がいる。その人の人生にロールモデルがいたかは不明だが、とにかく歩きやすい道が整備されていたんだと思う。

そういえば、マヨネーズ氏との今後の関係性が一時期までずっと不安だった。マヨネーズ氏は来年度から少し遠くへ引っ越してしまう。しきりにロールモデルのなさを語っていた気がする。この件は、暫定的に将来についての物語を二人で話し合うことでなんとなく解決した(と私は思っている)。実際どうなるか分かんないし、大した拘束力のない「こうなればいいね」程度のわちゃわちゃした物語ではあるが、私の不安には効果てきめんだった。

 

繰り返すが、ロールモデルみたいに真似したい対象ではないにしろ、ある境遇の人が生きている/生きてきたというその事実には勇気づけられることがある。元気な時は私の身長以上あるぼうぼうの草むらをかきわけて生きてやろうと思えるのだが、なかなかその気概は続かない。仕事が続かず職を転々としている人や生活保護ユーザーをネットで見かけることがある。最近はそのような人たちに勇気づけられている。元気のない私の前にも、道がある。そう思えてくる。