『ナチュラル・ウーマン』鑑賞会（未遂）
不気味の谷を発見してから早2か月が経とうとしている。住人は私ひとり。たまに昆虫を見かける程度で、人らしい姿は一度も見かけていない。おそらくいないのだろう。もちろん、ここに住んでいる私自身を除く。
閑話休題。前置きが長くなった。何しろここに住んでから初めて書く日誌なのだ。勢い余ってしまうのも致し方がないことだ。許してほしい。ふらふらと遠回りをするような文章が許せない方は写真だけ見ていくことをオススメする。雰囲気はつかめるはずだ。何もかも許せない方は、私に気づかれないように立ち去ってくれ。それは寂しいから、足跡の1つくらいは残していってくれ。
不気味の谷は無機質で荒涼とした大地*1だ。不気味の谷で採れるものだけでは私が生きるのに必要な水や食料が明らかに不足している。そんなわけで、生き延びるためにアマゾンと契約した。具体的に言うと、この谷で多少採掘できる金と引き換えに色々なものを送ってもらう…というわけだ。その分け前を他の人とも共有しようと思い立ち、映画上映会を企画した。
広くお誘いしたものの、年末のこの時期である。集まってくれたのは私も所属している「やるべきことをやる会*2」のおふたりと、当日に来てくれると連絡してくださったものの、春のように待たせてしまい（その節はごめんなさい）、夏のように去っていた季節さん、それから私を含めた合計4人。
まずは食材の買い出し。いつものスーパーへ。買い出しの帰りに、精神安定を求めて千年夜市に立ち寄る。紆余曲折を経てカレーのスパイスを調合した。
我々にないもの。それはウェイ。「自分にとっていい香りがするスパイスこそが自分に足りていない栄養素だから、それを入れるといいよ」というお店の人の親切なアドバイスをガン無視し、名前の印象からキャラウェイというスパイスを多めに入れた。ウェイが足りていないことは間違いない（必要としているわけでもないが）。
お腹もすいたことだし、映画を見る前にご飯を食べようということに。チーズフォンデュがメインだったはずだが、なぜか春雨サラダが強い支配力を握ることになった。うまかった。
あとは、話が盛り上がりそのままグダグダと、一晩明かしましたとさ。
メモ用に話したことを挙げておくと、
デモ等における刹那的なアイコン、ストリートカルチャー、催眠オナニー、ASMR（ゾンビが脳と耳を食べる音、咀嚼音、悲鳴まとめ）、ユーチューバー（すくすくピーナッツくん)、おすすめの音楽や映画、タイマーズの放送事故、外山恒一、したい化粧
などなど。
