2020-01-01から1年間の記事一覧
山崎(ナオコーラ)冬のホン祭り (©友人S) 毎年恒例!山崎(ナオコーラ)冬のホン祭りがはじまりまった。 遡ること数か月前。不定期に二人で読書会をしているS氏と「たまには小説でも読んでみる?」ということで、山崎ナオコーラ『反人生』という短編集を…
鴨居玲展へ行ってきた。展覧会は6日までギリギリセーフ。 鴨居玲の存在は、ツイッターのフォロワーを通じて以前より知っていた。おっさんの悲哀。多分私は苦しんでいる姿が好きだ。理不尽に苦しんでいるその姿に癒される。苦しみ戸惑う姿に癒される。あんま…
これは昨年書いた遺書だ。勢いで書いた私の妄想で、このように死のうというフィクションだ。一時期はこのフィクションに縋ることで持ち堪えていたし、今でもたまに頼っている。年老いたとはいえまだ現役なのだ。そのため伏せ字も駆使している。 一応書いてお…
タイトルの通りです。実は一度、ふみふみこ「愛と呪い」で書いたのですが、「友達と遊んで楽しかった」みたいな日記メインになってしまい、しかも読書感想文めちゃくちゃ苦手であることに気づきました。 そもそも、なぜ読書記録を始めようと思ったかというと…
バラバラだ。バラバラになっていく。 このまま身体もバラバラになってしまえばいいのに。そのようなことを思っているうちに気づけば世界も壊れていく。いや、見えている世界は変わらない。相変わらずの散らかった部屋。ぬいぐるみ。空き缶・空き瓶の山。本が…
4月も中盤の合宿も終盤差し掛かっていたある日。部屋のどこかからなんとも言いがたい匂いが漂っていた。臭いというわけでもない。何のにおいかは分からないが、しかしどこかで確かに嗅いだ覚えのあるにおい。 私は果物や野菜が腐ったのか、そういう植物系の…
一人称で話そうとするとき、それまで誰かに向けられていた視線はふっとそれ、魂の視線は見えない心的世界へと移行する。魂を賭したつぶやきが始まる。誰かに向けられていた言葉は途切れ、暗闇で壁をなぞりながら探るように、人格を慎重になぞっていく。発話…
私は、例えば社会情勢と絡めるような客観めいた語りもできない。曖昧な手触りを、強い物語に流されてしまわないように丹念になぞって自分のものにしようとする。その感覚、そこから生まれる心の動きに集中し、触れている対象には目を向けようともしない。対…
※下書きに残していたものを放出しただけです。したがって3月20日現在、入院はしていません。 昨日、友人がお見舞いに来てくれた。 久しぶりに時間を忘れて、3〜4時間談笑した。病院内の入院患者さんやナースさんの中にも冗談を飛ばし合えるような人が数人で…
※この記事は自殺について扱っています。精神的に不安定な時は読まないでください。私もそうですが、メンタルやられてる時に自殺に関する記事を読むと調子が悪化することが多々あるからです。苦しむあなたのことも大切に思っていますが、やっぱりあなたには楽…
珍しくスマホでブログを書いている。布団から出たくない。ここ1ヶ月半、色々あった。思い浮かんだことをツラツラ書いてみる。 1年前に喧嘩別れした人が去年死んだらしい。風の便りだが間違いないようだ。共通の知人がほとんどいないので、詳しいことも分から…